仲本海岸
仲本海岸(なかもとかいがん)は島の西に位置し、黒島港からは徒歩で40分、レンタサイクルで12〜13分ほどです。
黒島で一番人気のある観光名所で、干潮時には磯遊びもできます。基本的に遊泳禁止となっていますが干潮時でリーフの内側に出来る波の穏やかなイノーと呼ばれる水深の比較的浅いエリアで泳ぐことができます。
石垣離島ターミナルの乗船チケット売り場に遊泳可能の情報がある時に、自己責任となりますが安全に注意しながら遊びましょう。
サンマリンという管理小屋があり遊泳可能時間にライフジャッケットを借りる事が出来ます。海に入る方は必ずライフジャケットを着用してください。過去には何度も事故が起きて亡くなった方もたくさんおられます。過去の反省から仲本海岸に管理小屋が出来ましたが、一般の海水浴場のように監視員がいる訳では無くあくまで注意喚起のための案内や何か困った時の連絡中継をしてくれます。
島に診療所はありますが、診療時間外は診てもらえません。最悪はヘリコプターで石垣へ搬送という事態になり、かなりの時間が掛かるのですぐには緊急対応ができません。八重山諸島の多くは医療が充実していませんので十分に注意して観光を楽しんでください。
仲本海岸には、あずまやがあり日光を避けて休憩しながら海を眺める事ができます。
トイレ:有り
シャワー:有り
ゴミ箱はありませんので各自持ち帰るようにしてください。
サンマリンで購入したドリンクの空き缶、ペットボトルなどは管理人がいる場合は引き取ってもらえます。
ケガ予防・紫外線予防:
日焼けやサンゴの岩場でのケガを防止のためマリンブーツ、マリングローブ、長袖のラッシュガード、ウェットスーツの着用をお勧めします。
肌を露出した状態では擦り傷は頻繁に生じます。
流れに注意:
下げ潮、上げ潮の時に川のような流れが発生し、膝ぐらいの深さでも足を取られることがあります。ライフジャケットは必須です。
海の危険生物:
ゴマモンガラ、ムラサキモンガラ、ミノカサゴ、オニヒトデ、アンボイナ、ダルマオコゼ、イソギンチャク、ウミヘビ、ウツボ、ダツ等に注意し絶対に近づかないようにして下さい。
通常、触ったりしなければ問題ありませんが、ゴマモンガラは近くにいると噛み付いてきて危険です。速やかに遠ざかってください。